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元メロディ・メイカー誌のジャーナリストだったRoy Shipstonを中心に結成された幻のブリティッシュ・プログレ・グループ。Key奏者を含むオーソドックスな5人組。72年代後半に結成され、すぐにDERAMレーベルと契約しシングルをリリースしながら、アルバムをリリースすることなく解散してしまったようです。彼らが70年代に録音した音源をまとめた編集盤。シングル音源を含む全12曲。サウンドは、初期YES、FLASHあたりを彷彿とさせるスピーディーでハード・エッジなプログレ。Steve Howばりのスリリングなギターと性急なアンサンブルで畳みかけるハード・プログレなパート、まばゆいばかりのキャッチーなパート、くすんだトーンのオルガンや憂いのあるギター・ソロによる英国叙情溢れるパート、流麗なピアノが美しすぎるSSW的パートなど、起伏に富んだ展開が見事!各パートともに演奏水準が高く、アンサンブル、メロディともに洗練されています。これはかなりの実力派グループ!ブリティッシュ・ロック/ポップのファンは必聴の好発掘盤です!
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
1曲目の印象は DEEP PURPLE 2nd~3rd、もしくは NIGHTWING と SUPERTRAMP の中間か?と思っていると「これはタダモノではない!」と絶句。主役は Key だろな。オルガンで薄〜いクラシカル風味をつけてるけど、曲展開の中心は素晴らしいピアノ。ENGLAND の Garden Shed の小曲みたいな流れは正に「大英帝国プログレッシブ」なんだな。コーラス・ワークも QUEEN じゃねえか!と喜んだりして。10分の大曲もピアノとハード・ギターでビシッと決めてくれてます。
ということで DEMON の 「Heart Of Our Time」から ENGLAND まで守備範囲としているヒトは必聴となります。(注)シンフォ風味は期待しないように。
レビュアー:ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
音が75-6年くらいの新しめの仕上がりで曲が短くコンパクト。バンドとしてのアンサンブルに重きを置いているのかリード楽器があまり派手に立ち回らないので娘TYPEのエログラビア並みに地味。その辺をばっちり美容整形してしまえば「イエス!」と断言して貰えそう。ただ変なプログレ色がない分FLASHよりはシンフォニックでそういうものしか好きになれない人にとっては頭の二曲だけで大喜び出来そう。
レビュアー:さん レビューをすべて見る
いやはや、こんな70年代プログレの香りぷんぷんのバンドが存在したとは、驚きです。きっとこの手のバンドが、当時多すぎて埋もれてしまったのでしょう。しかし、サウンドのレベルはかなりのものです。足りないのは個性だけ。マニア必聴ものです。