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1630円 (税込1793円)
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無、紙ジャケに圧痕あり
ソフト・マシーンと共にカンタベリー・ロックを代表する名グループが、76年にリリースした8thアルバム。デイヴ・シンクレアが再脱退し、後任としてオランダ出身キーボーディストのヤン・シェルハースが加入しています。以降のポップ・ロック路線を方向づけた作品で、前作『Cunning Stunts』収録の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・ロックを軸としつつ、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットを多用した黒っぽいグルーヴまでも混ぜ込んだ新境地も披露。そんな多彩な要素が取り込まれていてもゴチャッとせず、あくまで軽やかでハートフルに聴かせてくれるところがさすがはキャラヴァンです。レコードが針飛びしたように同じフレーズを繰り返す演出を仕込んだりと、彼ららしい遊び心も堪りません。ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る好アルバム!
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
CARAVANの声というと私の場合はR,Sinclair。朴訥として飄々としている声が私の中ではこのバンドのトレードマークなのだが、やや高めのPyeの声もいいよね。でもつい「Richardの声はまだかな…?」と登場を待ってしまう。逆にそれくらい今までの彼らのアルバムと遜色ない作品だと思う。
従来よりも管楽器とヴァイオリンのフィーチャー度合いが増えていて、さらにポップ度が上がったかな?と思いきや、1曲の中での緩急のつけ具合も見事。M4からM7は組曲風になっている。個人的には今までのファンも安心して聴ける一枚だ。
新しい収穫というと、コーラスがQueenとかELOっぽいエフェクトがかかっていてこれは今までの彼らにはなかったと思う。
あぁ、それから本作からJ.Schelhaasが参加。彼というとCAMELでの活躍を連想するが、ここでもCAMELとの関連が出てくる。プログレ界隈は世界が狭いね。一度は聴いてみたほうがいい一枚。