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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
というのが、日本盤タイトルです。「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」からこのライブ盤までどれほど待たされたか…。オルタモントの悲劇と映画「ギミー・シェルター」によって、ストーンズにとってライブは鬼門になりました。ライブと言えば三題噺でそればかり聞かされました。武道館に不倫相手と観に行くようなものではなく、禍々しく忌み嫌われたものだったんすよ。わかっているんすか…。
わが国でストーンズが一般的になったのは、「悲しみのアンジー」からであると言ってしまいます。「レット・イット・ブリード」も「エグザイル」も「スティッキー・フィンガーズ」も大したインパクトにはなりませんでした。なぜか。いまだわが国でロックが一般的でなかったからです。英語の歌聴いているんだ…すごい、などと言われました。そこを洋楽ブームみたいなものがあり、「アンジー」がその時受けていた、という経緯です。
このライブ、キーズ・リチャーズのギターを聴くためのものです。ミック・ジャガーなんて何歌っているのかわかりませんし、ミック・テイラーもビリー・プレストンもなんでこんなに音圧低いんだろうというミックスです。ワイルドさが売り、という録音です。評判を上げたのが、「リトル・レッド・ルースター」をやっている旧3面で、ここだけブルーズ一点張り。会場も小さいです。ストーンズのライブ盤史上でもっとも出来がいいんですが、これをわかるまでには少し修業が必要です。わたしはここばかり聴いています。