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イッツ・オンリー・ロックン・ロール

ローリング・ストーンズ

評価:51件のレビュー

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32DP603

旧規格。

730円 (税込803円)

帯【無】 解説【有】

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
帯無、ビニールソフトケースの圧痕あり、盤中央部に汚れあり

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カケレコ・レビュー

ミック・テイラー在籍時代の最終作となった74年リリース作品

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評価:5ひたすらビートとリフの塊(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ビートルズしか知らないような中坊の頃、友だちからこれを聞かされて、なんて汚い音楽なんだと驚きました。「テル・ミー」や「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」は知っていたので、まんざらストーンズ初心者でもなかったのに。現在リマスター盤が流通していて音はかなりクリアになっています。当時のLPは音の分離も悪くて、もこもこした固まりのような音楽に閉口したものです。

ストーンズは、ロック史上まれに見る音づくりをする人たちで、楽器のバランスとか録音のバランスとかを全く無視します。ひたすらグルーブが出るかどうかを勝負と考えているふしがあり、ギターだろうがピアノだろうがクラビだろうが、のりが生まれるまで重ねに重ねてきます。それがこの盤のように上手くいった場合、破壊的なパンチ力となってユーザーを打ちのめしてきます。ブラック・ミュージックに対するコンプレックスがなくなったのも、この盤あたりからです。

一方でミック・テイラーにとっては居心地が悪かったでしょう。だって粋なソロとか繰り出すヒマないですもん。短いソロでいい味出しているんですけれどね。現在わたしはストーンズと言えば、この盤か「エグザイル」です。「レット・イット・ブリード」が偉大なのは承知していますが重すぎるんです。リズムの塊としか感じられないこの音を浴びていると自分が開かれてきます。

ナイスレビューですね!

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