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レビュアー:krぽんさん レビューをすべて見る
これは恐ろしくブリティッシュ・ハードではないか。
ギターが跳ねまくり前のめりのリズム隊に思わず身体が揺れる。楽曲構成にプログレッシブさが加味され、ハード一辺倒に絶妙な空間を演出。9分超の楽曲さえ全く飽きがこない巧みの技に脱帽。個人的にはスリリングたっぷりの長編作が中心の1作目が好みだが、3〜4分主体の2作目のギター・ハード作品のオン・パレードも絶品で鳥肌もの!こんな名盤の2in1ゆえお得感と感動で大満足の一枚でした。これは持っていないとブリティッシュ・ハードは語れない。買って損なしの逸品。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
まさしくドイツ・ハードロック黄金期の音です。サイケデリックな雰囲気をまといながら、曲調は自在に変わり、ギターが弾き続ける長い曲。それが「キャント・ゲット・スルー」です。彼らはドイツのハードロックに珍しく、メイ・ブリッツやジェリコのような暴力的、攻撃的演奏を得意にしています。この長い曲を聴いていると、「デイズド・アンド・コンフューズド」の行き当たりばったりジミー・ペイジを連想してしまいます。
またボーカルが捨て鉢で乱暴です。けして上手い歌い手ではありません。けど、若造、お前さんの気持ちだけは汲んでやるよ、と言いたくなる磁力があります。(なんだそれ…)彼らの本拠地はボン。ボンと言うと、ニューヨークのような都会を想像してしまうんです。ベルベット・アンダーグラウンドのやさぐれ具合に近いかも知れません。
うーーん、困ったな。高性能なハードロックではあるんですが、褒め言葉がなかなか浮かんできません。まずサンプル音源を聴いてください、と言っても時間のないかたには意味ない言葉ですし。5曲目までの「キャント・ゲット・スルー」がセカンドで長い曲中心。6曲目からがファーストの「アイズ」で、ロックンロール中心。プロデューサーは、達人ディーター・ディールクス。退廃系のお好きなかたに是非。ブルーズ・ハープがところどころ出てきます。