カケハシ・レコード

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アースバウンド

キング・クリムゾン

評価:53件のレビュー

在庫なし

PCCY01615 【02年発売CD】

紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、HDCD、歌詞対訳付仕様、定価2200+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

72年アメリカ公演時のライヴ作、あまりに凶暴な『21世紀のスキッツォイドマン』ライヴテイクは必聴!

ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1971年の4thアルバム『アイランズ』を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇され、さらに残る3名もRobert Frippとの音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散となりました。1972年に発表された『アースバウンド』は、解散決定後のアメリカ・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムであり、KING CRIMSONのディスコグラフィーの中で最も批判的意見の多い作品と言えるでしょう。その最も大きな理由は音質の悪さにありますが、やはり録音状態の良し悪しは作品の評価に直結してしまうため、本作に対する評価は必ずしも高くありません。ただし、発売から半世紀が経過した現在であれば、本作にもKING CRIMSONの歴史上重要な史料的価値があります。ライブ・アルバムとしては必ずしもオススメできる作品とは言い切れませんが、『クリムゾン・キングの宮殿』から『アイランズ』までを聴いた後でこの作品に触れると、KING CRIMSONに関する知識をより深めることができるでしょう。

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レビュー一覧

評価:5いい音で聴きたいとは全く思いません(5 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

音楽的なリーダーであるロバート・フリップと、グループのコンセプトをつくるピート・シンフィールドが並び立たなかった理由はよく分かります。では、シンフィールドが抜けてフリップがどんな音楽を展開したかったか、と言えばよく分かりません。このライブ、フリップの迷いが顕著に出ちゃっています。イアン・ウォレス、メル・コリンズという有能なメンバーを得ているのに、曲によってはリズム・ギターに徹しています。

それに比べボズのボーカル、ウォレスのドラミング、コリンズのソロと言ったら存在感あることあること。音が悪いことは、ウォレスにとって何の支障もありません。「アイランズ」での、この三人の姿は、表面上のものだったんだ、と思えてしまいます。 このメンバーが集まったのは、集まるべくして集まったような気もしますし、単なる偶然だった気もします。おそらくは、グループの決算をせよ、との見えざる意向が働いていたのでしょう。

もし、この作品が出ていなくて「イン・ザ・コート・オブ」と「ラークス・タンズ」だけだったら今みたいな神格的な人気につながっていたか。つくづくクリムゾンは、不思議なユニットです。必要な時期に必要な人材が集まってしまうし、去っていく、という意味では。

音の話ですが、そもそもブルーズが電化したときからロックには「いい音」という概念が希薄です。歪んだ音がカッコいい、という他のジャンルでは考えられない常識がまかり通るジャンルです。この作品の場合、ひずみ歪みが何よりの属性なので、いい音で聴きたいとは全く思いません。

ナイスレビューですね!

評価:5えげうない程の超ど迫力ライブ(2 拍手)

レビュアー:TAKASHIさん レビューをすべて見る

高校生の時、輸入盤のLPレコードを買って、その超ど迫力の演奏にぶったまげた記憶があります。海賊版なみの音質の悪さがぴったりはまっています。音質の悪さを十分に補う迫力満点の演奏が聴けます。1曲目の21世紀のスキッゾイドマンから最終曲グルーンまでの緊張感・凄まじさは他の追随を許さない。

ナイスレビューですね!

評価:5凶暴、狂暴!(1 拍手)

レビュアー:りょじろうさん レビューをすべて見る

狂暴な、凶暴なサウンド。ボスバレルやメルが大活躍してる。これをリマスターしてどないすんねん、って感じの音だが、まあそれが良いんどよね。カセットで録ったって噂あったくらい。迫力のライヴをどうぞ。

ナイスレビューですね!

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