カケハシ・レコード

はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン

RAGNAROK

RAGNAROK

評価:3.53件のレビュー

在庫あり : 13時までのご注文は当日発送

SRSCD3613(SILENCE) 【95年発売CD】

1890円 (税込2079円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
盤中央部に傷あり

カートに追加

カケレコ・レビュー

スウェーデンのジャズ・ロック・グループ、76年作1st、あまりに幻想的で情感豊かな名盤!

スウェーデンのジャズ・ロック・グループ。SILENCEレーベルから76年にリリースされた1st。1音1音丁寧に紡がれるリリカルなギター、静謐なタッチのエレピ、幻想的なフルートが印象的。北欧らしい透明感溢れるリリシズムとクロスオーヴァー風味の流麗なテクニックが合わさった繊細優美なジャズ・ロック。名作です。

他のお客様の同時購入CD

YouTube動画

レビューの投稿

他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録

ログイン

レビュー一覧

評価:4「耳を澄ませばあの頃が・・・」 あぁ〜、ノスタルジック・ジャズロック(24 拍手)

レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る

子供の頃、ギアつきの自転車を買ってもらい、うれしくてどこまでも走っていったら、いつの間にか日が暮れ、気がつくと、かなり遠い所まで来て道に迷ってしまった思い出があります。

真っ暗な知らない道を、急いで帰った時の得体のしれないさみしさとペダルの重さ。他人にはどうってことのない昔の思い出ですが、このジャケットを見た瞬間、なぜかあの時の記憶がよみがえりました。懐かしくセンチな気分になりました。

サウンドもまさにそんな感じです。アコースティックとナチュラルディストーションのギター。それにエレピ、フルートによるトラッド風のクロスオーヴァー・サウンドは、北欧の片田舎の風景のようで、まるで冷たいRETURN TO FOREVER。とてもゆったりした静かな時間が流れます。

自転車にカーステレオがあれば、ジャケのような夜道を走る時のBGMにピッタリです。印象はかなり地味ですが、リリカルで繊細、音に「表情」があるというのでしょうか。セピア色のような音で、聴いている者をいつしか「あの頃」へと連れ戻す、そんなノスタルジックな、ゆりかごのような音楽です。

「ラグナロク」って、北欧神話の「最終戦争」、キリスト教でいえば「ハルマゲドン」。この渋い音で、なぜこの壮大なバンド名にしたのかは不明ですが、生き物が死に絶える終末の日がいつか来ると考えれば、彼らのコンセプトが何だかわかるような気もします。

バンド名同様、ジャズロック、シンフォニック・ロックの固定観念に縛られて聴くと、ずっこけること請け合いですが、少し疲れたかなと感じた時、このCDを聴きながら「来し方行く末」に思いをはせるのもいいんじゃないでしょうか?

ナイスレビューですね!

評価:3北欧を代表するジャズロック作品(8 拍手)

レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る

76年作

スウェーデンのグループ。
一般的な認識はジャズロックグループですが、かなりトラッド
ベースの素朴で味わいのあるインスト作品という内容であり、
スウェーデンの冷ややかなお国柄もあってか、ECM的とも言え
そうな無垢な印象を持ちます。

全体的なイメージはフィンランドのFinnforestあたりと近いか
もしれません。
特に格調高いアコースティックギターのアルペジオに乗って儚げ
なフルートが舞うところなどは、派手ではありませんがじんわり
と響くような彼らの魅力を良く表しているように思います。

ダイナミズムこそプログレ、ビシバシこそジャズロックと言うフ
ァンには地味な印象を与えてしまうかもしれませんが、それぞれ
のメンバーが奏でる1音1音にゆっくりと耳を傾けたいと言う方に
はぴったりな音でした。


ナイスレビューですね!

評価:4キャメル・ファンにおススメしたい叙情的で繊細な作品(1 拍手)

レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る

スウェーデンのバンドRAGNAROKのデビュー・アルバム。
作品の存在は知っていたけれど、初めて聴いたのはつい最近で、「もっと早く聴くべきだった」と後悔した。
コメントにはジャズ・ロックと書かれているが(確かに後半にはジャズ・ロック風な曲もあるが)、アルバム全体を支配しているのは寧ろキャメル・ファンにおススメしたいくらいに叙情的で繊細なサウンド。
全編インスト曲だが、まさにジャケットのイメージに象徴されるような情景が思い浮かぶ映像的で優しいメロディ。
大仰なプログレやテクニカルな演奏を聴き続けた後には、このアルバムを聴いて癒されましょう!

ナイスレビューですね!

関連カテゴリ