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サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1970年に発表された4thアルバム『原子心母』は、ヒプノシスによる牛のカバー・アート、英単語の直訳をそのまま並べた個性的な邦題、そして、日本盤帯に書かれた「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」というキャッチ・コピーが広く知られた名盤です。やはり一番の聴きどころは、スコットランド出身の前衛作曲家Ron Geesinをオーケストラ・アレンジャーに迎えた23分のタイトル曲「Atom Heart Mother」でしょう。ブラス・セクションや混声合唱を贅沢に配置したサウンドが、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを宣言するかのように堂々と響きます。一方、Roger Waters作曲の「もしも」、Rick Wright作曲の「サマー'68」、Dave Gilmour作曲の「デブでよろよろの太陽」は、共通して美しいメロディーが印象的な小品。そして、アルバムの最後にはミュージック・コンクレートの手法を用いた「アランのサイケデリック・ブレックファスト」が控えます。なおグループは、本作で初めて全英初登場1位を獲得しました。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
わたしにとってピンク・フロイド初体験となった盤であり、みなさんも大好きな盤。なので内容について書こうと思いません。A面もB面もたくさん、たくさん語られています。…で、カケレコさんの気になるキャプション「ブレックファスト・ティップス」について書こうと思います。
ドイツ語と英語で書かれた二つ折りのカードがついています。英語のほうは、伝統的なベドウィンの結婚式晩餐と題され、いわゆるレシピが載っています。この内容がすごいのです。まず必要な材料が
中ぐらいのラクダ 1頭
中ぐらいの北アフリカヤギ 1頭
春の子羊 1頭
大きめの鶏 1羽
卵
ガーリック たくさん
新鮮なコリアンダー たくさん
固ゆでした卵を鶏に詰め、鶏を子羊に詰め、子羊をヤギに詰め、ヤギをラクダに詰める、と。これをゆっくりローストして、晩餐にせえ、と言っているのです。こんな豪快な料理、聞いたことありますか。それに、このレシピとピンク・フロイドに何の関係があるのでしょうか。わたしは、このカードがCDケースから出てきた時、何かの間違いかと思っていました。カケレコさんのキャプションで、このカードは「仕様」だったのだと改めて思っているところです。
アランのサイケデリック・ブレックファストだから…ですか。わからんなあ、このカードの真意が。キャバクラの女の子に話題を振る時、ネタにしましたけど。2024.04.15