はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
1010円 (税込1111円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケースツメ跡あり
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
2012年6月、ロバート・ウェルチ自死。頸部の何らかの病気で手術を行い、術後経過がかんばしくなかったことから思い詰めて、と語られています。ROCK CANDY盤では、その時期リマスター作業が同時進行していたこともあり、このあたりの経緯とグレン・コーニックのコメントに焦点をあてた長大なライナーを読むことができます。そしてウェルチがかなりのジャンキーであったことが伺えます。ちなみにコーニックとトム・ムーニーはドラッグをやらなかったそうです。だから、この盤の突然変異ぶりが、ドラッグからもたらされたとは考えにくい。ドラッグの話を持ち出したのは、ウェルチの最期に関係すると思っているからです。そうでないと彼の異様な痩せ方が腑に落ちません。
やはりウェルチは、バンド形態のパリスのまま成功を得たかったんではないでしょうか。プラチナムを得られると確信していたこの盤はチャート102位。相当な落胆だったようです。
ウェルチとコーニックを結んだのは、コーニックの妻だったそうです。そればかりでなく、マックにウェルチを紹介したのもコーニックの妻であると。コーニックとウェルチが出会ったのがパリで、それがバンド名になっています。ロゴを考えたのもコーニック。コーニックは、ウェルチのことが肌にあったんでしょう。ところが、ウェルチはジミー・ロビンスン(制作者)とばかり話していて、だんだん疎外感を感じていったと語られています。コーニックも2年後にウェルチを追いました。2023.10.01