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イギリスのフォーク・ロック・グループ、71年の唯一作。親しみやすい歌声の心温まるヴォーカル&ハーモニー、いかにも英国的な牧歌的でリリカルなメロディ。アコギを基本に、ナチュラルなトーンのメロウなギター、優美なピアノが絶妙に絡むアンサンブルも絶品。GALLAGHER & LYLEが好きなら必殺でしょう。とにかく素晴らしい英フォーク・ロックです。無名なのが信じられないほどハイ・クオリティな名作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
フォーク、カントリー的な持ち味のスコットランド出身グループの唯一作で71年にリリースされています。実はグループ名を記憶していたものの、カバーデザインを知らなくて店舗で購入したものかどうか迷いました。どう考えてもヘビーロックやサイケを想像できないカバーアートです。ギタリストが二人いて、ボーカルはアコギ中心のブライアン・ヤングとベースのタム・ブラナンが担います。ほかにオルガン、ピアノのメンバーを加えて4人。ドラマーの名前もクレジットされていますが写真に写っていないところを見ると助っ人だったのでしょう。
1. Home For Frozen Roses はペダル・スティールとコンガをバックに歌われる牧歌的フォークです。不思議な無国籍さがあります。2. Acinon And Noiram でグループの本性が現れ、性急なビートに劇的な展開を見せます。ブリブリしたベースが心地いいです。ヘビーロック好きのわたしにとってベストトラックは3. Castanettes 。ヒュー・バーのファズ・ギターとブリブリ・ベースが暴れます。か、かっこいいではないですか。フォークにファズ・ギターを合わせるバンドは米国に多少ありますけれど、英国では他にパーラー・バンドぐらいしか思いつきません。この曲だけで持っている価値があります。あと9. Quill は、オルガン・ロック好きに大いにアピールするでしょう。リズムが突然サンバになるのが大うけです。英国アンダーグラウンドで長く聴ける逸品を探しているユーザーにぜひ。