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17年結成のイタリア出身インスト・シンフォ・グループによる24年作4thアルバム。モーグ・シンセを中心とするキーボード群がエレガントに躍動する、とにかく聴いていて気持ちいいキーボード・シンフォ。エマーソンやウェイクマンを受け継ぐアグレッシヴで疾走感あるプレイからニューエイジに通じる情景描写的なプレイまで、自在に鳴らすモーグが何と言っても出色で、これは現代プログレでも屈指のモーグの使い手と言えるのではないでしょうか。もちろん他の鍵盤も達者で、流れるようなクラシカル・タッチのピアノ、激しいパートでギターと渡り合う硬派なオルガンも見事です。タイトに刻む安定感抜群のリズム・セクション、そしてキーボードを堅実に支えつつも隙あらばメロディアスで劇的なソロを差し込むギターもいい仕事をしています。でもやはり主役は色彩が溢れ出すようなモーグ・シンセ。『タルカス』や『ヘンリー8世』のモーグが堪らないという方にオススメしたいです!
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