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女性ヴォーカルを擁するイタリアン・シンフォ新鋭、24年作2ndアルバム。冒頭からピアノ、ヴァイオリン、アコースティック・ギター中心に紡がれるオリエンタルな旋律と中世音楽的な格調高さを備えたアンサンブルにグイッと惹き込まれます。イタリア語で歌う凛とした歌声の中に哀愁を秘めた女性ヴォーカルも、演奏陣が描き出す世界観と見事なまでにマッチしていて素晴らしい。キラキラとした音色のピアノと瑞々しいアコギによる神秘的なタッチの演奏に慈愛に満ちた歌声が響くバラードも感動的です。しかし一転してダイナミックなリズムとヘヴィに切り込むギター&荘厳なシンセらが雪崩れ込むヘヴィ・シンフォニックなパートの迫力がまた凄まじく、静謐さとアグレッシヴさとの振れ幅は圧巻の一言。女性ヴォーカルも厳かで緊張感ある歌唱に切り替わり、抜群の表現力を披露します。これは続々と登場している女性ヴォーカル・シンフォの中でも特筆に値する一枚だと思います。傑作!
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