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17年にデビューしたポーランドの新鋭プログレ・グループによる23年作4thアルバム。PINK FLOYDの影響を強く感じさせていた従来から、耽美な音響センスを発揮した独自のスタイルを提示した意欲作。息を飲むように幻想的な音響空間の中を、ギルモアの面影を感じるギターや煌めくようなピアノが浮遊する非現実性を帯びたアンサンブル。そしてエモーショナルで繊細に歌うヴォーカル。バンドの美学が貫かれたメランコリックかつ妖艶な音世界に、聴き進めるにつれてどんどんと惹きこまれます。ポーランドは同様の音響的アプローチを聴かせるアーティストが多いですが、本作はその中でも群を抜くクオリティと孤高性を誇っていると言っていいでしょう。傑作です。
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