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590円 (税込649円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ジェフ・リンの書く曲は、クラシックを匂わせる絢爛豪華な曲。ロイ・ウッドの書く曲は、わざと汚くしたようなロックンロール。二人の方向が全く違うようでいながら、ジェフ・リン曲の多彩な楽器を弾いているのはロイ・ウッドなのです。この時期までは、二人の共犯関係が見事に続いています。…にしても、ロイ・ウッドの多彩ぶりは、トッド・ラングレン級です。ギターもベースも管楽器も彼。曲によって歌い方も変えていて、同じボーカリストと思えないほどです。
ジェフ・リンは、米国のプログレ仕様のグループに間違いなく影響を与えていると思います。ドラマチックでありながらポップを踏み外しません。がしかし、わたしの惹かれるのは、ロイ・ウッドのほうです。ビートルズに比較する人が多いわけですが、レノン、マッカトニーはここまで小器用でも破壊的でもありませんでした。前作「ルッキン・オン」がそうであったように、ヘビーロックを突き詰めていったウッドのほうが面白い。とわたしは思います。
いずれにしても中毒性のある音なので、一回聴いてみてください。