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エストニアのジャズ・ロック・グループ。97年〜98年の音源をまとめた編集盤。キレのあるシャープなドラムと図太いベースによるロック的ダイナミズム溢れる屈強なリズム隊を土台に、フリーキーなサックス、アヴァンギャルドで攻撃的なギター、テンション溢れるピアノ&エレピが、熱くクールなフレーズをぶつけ合い火花を散らす、というスタイル。テクニック抜群で、アンサンブルの強度は特筆もの。硬質なアンサンブルの中にも、淡い叙情性が感じられるところは、カンタベリーのグループからの影響が感じられます。ジャズ・ロック・ファンは必聴の好グループ。
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レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る
購入した人があまりいないのか、どなたもレビューを書かないので僭越ながら筆をとりました。
いきなりですが傑作です。エストニア、馬鹿にしていました。
エストニアのジャズロックというとKASEKEが知られていますが、KASEKEがフュージョンよりなのに対し、こちらはまさに王道。
シャープなベースにタイトなドラム。そこにかぶさって来る突き刺すような暴力的な音色のサックス。
1曲目から電化マイルスをよりスピーディーにした様なストイックなハイテンション・ジャズロックでかなりかっちょいいです。
へんに歪んだキーボードも、ソフトのラトリッジやマイルス・バンドの頃のキース・ジャレットのようでいいですね。
90年代のバンドですが、今のフュージョンくささが全くなく、テイストはジャズロック黄金期の70年代。
ホント埋もれさせておくのはもったいないバンドです。
ネットの情報によると、彼らは自主制作でアルバムを完成させたとの事。
この編集盤もいずれ市場から姿を消すのは間違いなく、ジャズロックファンなら購入はお早めに。
レビュアー:F.Greenさん レビューをすべて見る
ジャズ・ロックです。しかも、かなり硬質の。ヨーロピアン・ジャズって、冷たい肌触りの硬質な感じがありますが、このMegan Quartetは、その感覚をジャズではなく、ジャズ・ロックとして爆発させている感じです。同じエストニアにPHLOXという素晴らしいジャズ・ロックのバンドがありますが、このMegan Quartetも甲乙つけがたいです。このアルバムは、97〜8年の音源を集めた編集盤とのことですが、オリジナルアルバムがあったら、どれほど凄かったことでしょうね。
レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
カケハシ・レヴューとリスナーさんのレヴューだけで何の知識もなく購入したんですが、ドン・ピシャの大当たり。
感謝するしかないです(嬉)。
ジャケからは例の「チンドン屋的チェンバー色」も想定してたんですが、SOFT MACHINEの「6」とか「7」みたいな中盤で、「おっ?」となって、後半での「太陽と戦慄」、あるいは「Red」みたいなカタルシスで完全にやられました(嬉)。
コレは骨太、硬派の紛れもないジャズ・ロックですね。
売り切れ、御免になる前に絶対入手するべき作品。
とにかく聴くしかないぞ〜!
早めに気がついて良かった・・・。
ホッとしてます。