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AFTER THE GOLD RUSH

NEIL YOUNG

評価:41件のレビュー

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22832(REPRISE

490円 (税込539円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
側面部に色褪せあり

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カケレコ・レビュー

70年の3rdソロ、ニール・ヤングを代表する作品であり、北米SSWアルバムの大傑作

CSN&Y『デジャ・ヴ』と同年の70年にリリースされた3rdソロ。いきなりニールのアコースティック・サイドを代表する名曲「Tell Me Why」で幕開け。ニールらしいアタック感のあるアコギ・バッキングと、対照的に憂いに溢れたメロディが胸に迫ります。リリカルなピアノをバックに切々と歌われる2曲目のタイトル・トラック、CSN&Yを思わせるハーモニーが美しい3曲目、スティーヴン・スティルスとの火を吹くギターバトルに痺れるエレクトリック・サイドを代表する名曲である4曲目「Southern Man」と畳みかけます。最後にうららかな小曲でしめるA面はニールの数ある名作中でも屈指の素晴らしさ。B面も格調高くも憂いに溢れた佳曲ぞろい。次の作品『ハーヴェスト』と並び、ニール・ヤングの代表作であり、70s米ロック屈指の傑作です。

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レビュー一覧

評価:4ヤングの怒りが火を噴く(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ニール・ヤングのどの作にも共通するのが「怒り」ではないかと思います。過行く「古き良きアメリカ」に対する哀感、憐憫を彼は歌うことが多いのですが、テーマは違えど、たえず何かに怒っています。核戦争とか拝金主義とか。なんとなく生活に疲れた時、ニール・ヤングを聴くと、どやしつけられたような元気がわいてくることがあります。いっしょに滅びていこうとする音楽ではありません。

カントリーへの回帰ととらえられることが多いアルバムです。わたしは、「サザン・マン」や「ウェン・ユー・ダンス」の電化フィーリングに共感します。ヤングの電化ギターは独特で、テクニックではなく、気合で押し切るような実にハードロックな奏法です。クレイジー・ホースのダニー・ウィッテンと役割分業するでもなく、二人で押し切りギターを弾ききっています。

ニール・ヤングの中では「ハーベスト」と共に人気盤でもあります。ここらへんのわが国の受け入れ方にわたしは少々不満も持っています。フォーク要素だけはヤングを語れないから。どうもわが国ユーザー、特にリアルにヤングを聴いていた世代は、勝手に自分のイメージを彼に押し付けていないかな、と。ウッドストック神話を裏切るようなこの作は、全然フォークではないと思いますよ。

ナイスレビューですね!

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