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PP131(PAISLEY PRESS) 【17年発売CD】
17年初CD化、デジタル・リマスター。最終曲終了後約10秒にわたって雑音が入りますが、CD化の際のミスと思われます。
81年に自主制作リリースされた、スイス産シンフォニック・ロックの逸品。TRACEとCAMELを合わせたような、クラシックの引用も多用し凛とした気品を保ちつつも情熱的に展開される、ツイン・キーボードを主体とするアンサンブルが絶品です。スイスと言えばISLANDやDRAGONFLY、CIRCUS当たりが知られますが、こんな素晴らしいバンドが存在したとはっ!
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
81年作品にしては妙に古臭く感じる。それが魅力のひとつかもしれない。9人編成?の大所帯。フルート、テナー・サックスの管楽器にチェロも絡む。当然ギターと鍵盤もリードを取るが、アンサンブル重視。
トランペットが居ない分、Ekseptionのような派手さがない。Rick v.d.Linden のようなソロイストがいないから大人しく感じるんだろうね(いたらメジャーデビューだよ)。
バッハのToccata はこの手のバンドには定番かもしれないけど気に入りました。微笑ましく聴ける好作品だと思います。