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デンマーク出身のキーボード・プログレ・バンド、74年のデビュー作。明るく華やかなトーンで広がるハモンド・オルガンとクラシカルなリードを奏でるムーグ・シンセを中心に、粒立ちの良いトーンの明瞭でメロディアスなギター、高音が際立ったゴリゴリとしたトーンでアグレッシヴにランニングするベースがめくるめく心躍るサウンドが印象的。ジェントルなヴォーカル、気品のある美しいメロディもグッときます。エドヴァルド・グリーグによる組曲「ペール・ギュント」をモチーフにした15分を超える大曲も聴きどころ。オランダのトレースやチェコのコレギウム・ムジカムあたりが好きなら間違いなく気にいるでしょう。クラシカルなキーボード・プログレの名作です。
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レビュアー:らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
ユーロ集成でこのバンドの77年のGammel Danskなる作品が紹介されていたことを憶えている方がどれだけいるか…。とはいっても当方だって、「ん?、載ってたような…?」で本作をオーダーする前に読み返したわけで、ずっと気に留めていたというわけじゃない。むしろPaisley Press からのわけわからん復刻盤のひとつだろうな〜くらいにしか期待してなかったわけです。
クラシカルな鍵盤の嵐とフレーズ、優しいヴォーカルを聴けば「鳥人王国」や「スパルタカス」を思い起こすはずでしょう。
ホント、このレーベル油断も隙もないな…。