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BEDSIDE MANNERS ARE EXTRA

GREENSLADE

評価:4.52件のレビュー

在庫あり : 土曜・日曜は発送休み。翌営業日発送いたします。

7599268662(WARNER

490円 (税込539円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
ケースツメ跡あり

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カケレコ・レビュー

緩急自在のツイン・キーボードを特徴とする英国叙情溢れるプログレ・グループ、73年作2nd

COLOSSEUMのDave Greenslade、Tony Reeves、KING CRIMSONのAndrew McCulloch、SAMURAIのDave Lawsonというテクニシャンが集結し、ギターレスのダブル・キーボードの強みを生かしたプログレッシブ・ロックを聴かせたイギリスのグループの73年2nd。前作と布陣を同じくして製作された彼らの最高傑作と名高い本作は、前作からさらにダブル・キーボードのアプローチが洗練され、ピアノ、オルガン、アナログ・シンセサイザー、メロトロンが多彩な表情を見せる名盤です。メロディーに溢れるポップ・テイストにも磨きがかかり、デビュー作から一貫する英国然とした質感も健在。よりスケールアップした名演で迫る傑作となっています。

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レビュー一覧

評価:4キーボード・ロックが好きな人にはこたえられません(7 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

グリーンスレイド2作めで、多彩なアナログ・キーボード群が視覚的イマジネーションを掻き立てる作品になっています。ロジャー・ディーンの黒猫を従えた魔術師のイラストは、さもヒープの「悪魔と魔法使い」の続編かのようですし。ファーストでは、デイブ・グリーンスレイドがクラシック調、デイブ・ローソンがジャズ調という持ち分が見えたのですが、この作品になると、どちらがどのキーボードを演奏しているか、判別がつきません。メロトロンのバックグラウンド使用は前作どおり。オルガンより、彩り豊かなエレクトリック・ピアノとアナログ・シンセに重心が移ってきています。

グループの状態がよかったらしく、ローソンのボーカルは上手くなっていますし、アンディ・マクローチのドラムズは見せ場がちゃんとあります。(4.Drum Folkと5.Sun Kissed Youre Notでのソロと派手なフィルインが特に聴きもの。)どの曲もよく練られていて、コアなプログレ・ファンでなくても楽しめると思います。もちろん、コロシアムのファンや、キーボード・ロックが好きな人にはこたえられません。

ナイスレビューですね!

評価:52人のKey奏者による英国プログレ名作(6 拍手)

レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る

1972年にColosseumを脱退したDave Greensladeを中心に元King CrimsonのAndrew McCulloch、元Samurai・WebのDave Lawson、そしてTony Reevesがメンバーとなり結成したバンド、それがこのGreensladeである。本作は2nd。前作はオルガンとエレピを主軸としながらもメロトロンがここぞとばかりのタイミングで入ってくる実に魅力的なアルバムであったと思う。
この2ndになってから前作の叙情的な部分にさらに軸足が向き、曲もさらにメロディが覚えやすくなり、格段とクオリティに磨きがかかった。
メロトロンは前作同様、本作も全編に渡って使用されている。ストリングスがメインだが、Pilgrim's ProgressとDrum Folkではストリングスに加えてフルートの音色が効果的に使われている。
このバンドアルバムの面白い作風として、叙情的なVo曲と軽快なインスト曲が交互に入る構成になっていること。2人のKey奏者のカラーが異なる(どっちがJazz寄りとかClassic寄りとかは分からない)が、くどくならずキレがいい。
英国プログレのいいところ取りしたかのようなアルバム。おすすめです。

ナイスレビューですね!

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