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AMPHONOTONES231(AMPHONOTONES) 【16年発売CD】
デジタル・リマスター。
後にFOREIGNERのヴォーカルとして活躍するLou Grammが在籍したことで知られるNYのバンドによる75年作2st。「FREEの再来」と言われたように、Paul Rodgersを思わせるLouのヴォーカルが印象的。前作よりメロディアス・ハードな面が強く出ています。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
フォリナーのルー・グラムが下積みをやっていたローカル・グループ……。そんな先入観は1曲目で完璧に破壊されます。マーチングのような凄みあるビートにのるグラムの声の色気とやたらサステインしまくるギター。うねうねと独立して動くベースラン。これは全世界から絶滅した「フリー」の亡霊なのだ、とわかった時の驚愕と言いましたら。それもどうしたことなんでしょう。フリーのコピーでなくて、フリーの秘蔵録音にさえ聞こえてくるのです。
前半はこぶしを突き上げたくなるアップ・テンポが続き、後半になると「フリー・アット・ラスト」のような悲痛な曲が続きます。そのドラマチックさと言いましたら、たいていのUKロックのユーザーが泣くと思います。キーボード奏者がいても、頑固にピアノとオルガンしか弾かないのです。この雰囲気もまた良い。最近のするめ盤で、一日一回は回してしまいます。