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88697848662(SONY) 【11年発売CD】
ボーナス・トラック3曲。
790円 (税込869円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1978年に発表されたスタジオ・アルバム『Love Beach』は、ある意味でプログレッシヴ・ロック史上最大の問題作と捉えられています。それもそのはず、数年前までヒプノシスやH・R・ギーガーの作品をまとい名盤を生み出していたEMERSON, LAKE & PALMERと、バハマの海辺で笑顔を振りまくジャケットのEMERSON, LAKE & PALMERを同じ3人と認識することは、後の世代から見ても難しいと言わざるを得ません。ただ、各楽曲を改めて聴いていくと、ホアキン・ロドリーゴ作曲「ある貴紳のための幻想曲」第四楽章「カナリオ」のロック・アレンジや、20分を超える組曲「将校と紳士の回顧録」など、これまでのEMERSON, LAKE & PALMERらしいアプローチが魅力的な楽曲も収録されています。
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レビュアー:waterbearerさん レビューをすべて見る
相変わらず評価低いんだけど…本当?ちゃんと聴いている??
ELPのラストアルバムとしてだけではなく、評価の低さも有名。そしてアルバムタイトルはメンバーの相違ではなく、本人たちは当然気に入っていない?へぇ…まぁ個人的な意見になるけど、凡長であくびが出る2枚組のライブアルバム「Welcome back my〜」、音源寄せ集め&やっつけ感しか感じない「Works Vol.1」と「同Vol.2」なんかより遥かに内容は良い。本作にまつわるゴタゴタを知ったとしても、よくもまぁ体裁を整えてリリースしたもんだと感心する。
M1、M2のキャッチーさは新しさを感じさせるも、これまでのELP的な力技感も十分に味わえる佳曲。本作の特徴はかのP.SinfieldがM6以外の歌詞を全て担当している。レコーディングにも立ち会ったそうだが、G.Lakeと険悪になったりと…まぁ大変でしたね。
M6はロドリーゴの曲のアレンジ。こういうインスト曲の入れ方はELP的でいいよね。そしてM7、LPだと片面全部を使った大作「将校と紳士の回顧録」は絶対対訳を読んで、涙してほしい。楽曲の内容も悪くない、むしろ「悪の教典」に迫る楽曲と言いたい。
評判(評論家、マニア、そして本人たち)はさておき、自分の耳で評価してほしい一枚。ジャケットも好きだけどね。私はLPとCD1枚ずつ持ってます。