カケハシ・レコード

はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン

ALPHA RALPHA

ALPHA RALPHA

評価:51件のレビュー

在庫なし

気になるリストに追加いただければ、入荷の際、お知らせメールが届きます。

PP114(PAISLEY PRESS

デジタル・リマスター。

2290円 (税込2519円)

売り切れ

気になるリストに追加

カケレコ・レビュー

タイ・フォンのメンバーがゲスト参加するなど、タイ・フォンの弟分と言えるバンドによる77年作、叙情派シンフォの名作

タイ・フォンのキーボード奏者が結成したフレンチ・シンフォニック・ロック・バンド、77年の唯一作。ジャケットのイメージ通りのほの暗いスペーシーなトーンで鳴るシンセ。繊細なタッチとサステインの効いた幻想的なトーンが魅力のメロディアスなリード・ギター。そんなシンセとギターを中心とするスペーシーかつ幻想的なパートを軸に、アコギの軽やかなバッキングとパーカッションをフィーチャーしたP.F.M.「セレブレーション」ばりに躍動するパート、クラシカルなアコギの爪弾きと格調高いピアノによる「春」を想わせるパート、マリンバをフィーチャーしたドリーミーなパートをはさむなど、イマジネーションがめくるめくアンサンブルが持ち味です。独特な音の色彩感覚はいかにもフランス。ゲスト・ヴォーカルとして、タイ・フォンのKhanh Mai、Tai Sinh、Jean-Jacques Goldmanが参加しているのも特筆で、壮麗な多声コーラスも聴きどころ。フランスらしい魅力に溢れたシンフォニック・ロック傑作です。

他のお客様の同時購入CD

YouTube動画

レビューの投稿

他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録

ログイン

レビュー一覧

評価:5ニコニコと笑みが出てしまい至福の時(4 拍手)

レビュアー:ike333さん レビューをすべて見る

最近、フレンチロックのCD化が徐々に進みつつあり、Alpha Ralphaもいつ出るだろうかと思っていました。タイ・フォンと同様にメジャーなワーナーからリリースされていたのに何故かこれは忘れられていた感じで、「漸く出た」、と感激です。基本的にタイトなシンフォ系インストアルバムではありますが、特筆すべきは、やはり、タイ・フォンのTai、Kahn、J.J.Goldmanがハーモニー及びボイスで参加している点でしょう。Tai、Khanのハーモニーが登場すると、まるでタイ・フォンそのものになってしまうところが、彼らのハーモニーの凄さ。一方、J.J.Goldmanが参加しているB3のMagellanは、どこでvoiceが入っているのか分かりにくくシンセの後ろ側で、加工したようなヴォイスとなっています。もっと前面に出てくれればよかったのにと思います。タイ・フォン関連故、どうしても本家と比較してしまいがちですが、ツインギターの片方であるClaude Alvarez-Pereyre (g)はMalicorneにも参加していた様ですし、Francois Breantも参加しているなど、かなり強者集団によって作られたアルバムです。久しぶりに本作を聴き通して、ニコニコと笑みが出てしまいました。至福の時を過ごせました。

ナイスレビューですね!

関連カテゴリ