はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
ETNAの前身バンド。72年作の唯一作。ETNAとは異なり本作で聴けるのは、スリリングなギター・リフ、ヘヴィ&アグレッシヴな爆走ドラムをフューチャーしたハード・ロック。ブリティッシュ・ロックからの影響が強く感じられますが、性急な展開や伊語による熱気溢れる歌メロはいかにもイタリア。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
72年唯一作
名前がどんどん変わるイタリアのグループです。
もともとはFlea On The Honeyとして71年にアルバムをリリース、そして72年
にメンバーは固定のままFLEA名義で本作を発表、その後75年にはEtna名義で
リリース、この時もメンバーは固定です。バンド名が変わるたびに微妙に音
も変化しており、Flea On The Honeyではフルート入りオルガンロック、本作
FLEAはブリティッシュの影響が強いハードロック、そしてEtnaはジャズロック
を演奏しています。
Etnaでのリリース後にAgostino MarangoloとAntonio Marangoloの兄弟が
Goblinに参加したと言う事が話題に上がりやすいバンドです。
さて、FLEA名義での本作は、各人のテクニックを発揮しつつかなり勢いでゴリ
押しするタイプのハードロック作品となっています。
お世辞にも構築的なサウンドと言うことで聴かれるべき作品ではないので単調
に感じてしまう所もあるかもしれません。
音はLed Zeppelinなどのブリテッシュハードのイメージが一番近いでしょう。
ギターソロを完全に食ってしまっているAgostino Marangoloのドラムがやはり
聴き応えがあります。
無骨なハードロックファンには受け入れられそうなアルバムです。
変化に富んだ作品が好みな方はEtnaから聴かれると良いと思います。