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キープ・ミー・ハンギング・オン

ヴァニラ・ファッジ

評価:31件のレビュー

在庫なし

WPCR27845 【13年発売CD】

13年デジタル・リマスター、定価1000+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

USアート・ロックを代表する傑作、67年1st

66年に結成された米国のアート/サイケ・ロック・バンドのデビュー作にして代表作。67年発表。ほぼ全編カヴァー曲である本作を名盤たらしめたのは、原型をとどめないほどの魅力を原曲の身にまとわせる彼らのアレンジ・センス。その主役を飾るのは、自己主張の強いドラマティックでカラフルなキーボード。さらにその屋台骨を支えるのは、のちにCACTUS〜BECK,BOGERT&APPICEを結成するTim Bogert(B/Vo)、Carmine Appice(Ds/Vo)という布陣。センスのみならず、タフで確かな演奏力を保持した彼らが残した、米国アート・ロックを代表する名盤。

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評価:3もし「涙の乗車券」を知らない人がいらしたら(5 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

バニラ・ファッジの演奏を聴いてから、ビートルズのバージョンを聴いたら「パンク」だと思ってしまうかも知れません。テンポをずるずるに遅らせ、どんばしゃどんばしゃと叩いて、ハモンドをべたーっっとかぶせる。だいたいどの曲もそんな構成でできています。「キープ・ミー・ハンギン・オン」にいたっては、スープリームスのバージョンより、こちらから入る人が多そうで、原曲を聴くと、こんなに爽やかなのかと思うでしょう。少なくともこれほど悲壮感をたたえた曲ではありません。

バニラ・ファッジについて、カクタスとBBAのせいで実売価格以上の株価がついているような気がするんですね。少なくとも米国最高のベーシスト、ドラマーではないでしょう。失礼かな。だってCDの帯にそう書いてあるんです。カーマイン・アピスは、後年のどのバンドでも明らかに叩き過ぎで、バニラ・ファッジの成功体験が彼を狂わせた気がしてなりません。スネアと同じぐらいバスドラ蹴っちゃだめでしょう。この盤で聴けるのはボガートのボーカルかなあ。今となっては。

ボガート、アピスは、ファッジ解散後もふらふらと二人組で有能なギタリストに取り憑いてはプロジェクトを壊すということをやっています。ジェフ・ベックが1枚きりに終わらせたんじゃなくて、壊したのは二人だとわたしは断じます。2002年リメイク。しつこい。2023.01.11

ナイスレビューですね!

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