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EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)

評価:51件のレビュー

在庫あり : 土曜・日曜は発送休み。翌営業日発送いたします。

ESDCD359/GAS0000359ESDACO(CASTLE) 【96年発売CD】

2枚組、デジタル・リマスター。

790円 (税込869円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
若干黄ばみあり

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カケレコ・レビュー

74年ライヴ作

THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1974年、EMERSON, LAKE & PALMERは2万人以上の聴衆を相手にパフォーマンスを行った、同年2月のアナハイム・コンベンション・センター公演を収録したライブ・アルバム『レディース・アンド・ジェントルメン』を発表しました。4thアルバム『恐怖の頭脳改革』までの楽曲から、この時点でベストと言える選曲がなされており、「タルカス」や「悪の教典#9」といった大曲はもちろん、「聖地エルサレム」や「トッカータ」、あるいはデビュー・アルバム収録の「石をとれ」やコンサート・オープニングの定番となった「ホウダウン」なども収録。また、Keith Emersonのピアノ・テクニックとメンバーのジャズ・セッションを堪能できる「ピアノ・インプロヴィゼイション」など、ライブ・アルバムならではの内容となっています。

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レビュー一覧

評価:5ウェルカム・バックと同時に「悪の教典」のピークがやってくる奇跡(4 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

アナログ時代、「イエスソングズ」と共にプログレ最難関のひとつ。たしか5400円でした。「イエスソングズ」が途中でだれることを考え合わすと、プログレのライブでは最強です。恐るべきことに、USチャートで4位、UKチャートで5位まで行っています。そして、このライブと同時にプログレ第一次ブームが終わり、冬の時代がやってきます。「狂気」「リレイヤー」のあと、新規リリースが途絶えました。

「ピアノ・インプロビゼーション」が独立した楽曲と扱われていますが、正確には「テイク・ア・ぺブル」の間奏です。つまり、「ブレイン・サラド・サージェリー」の間に過去曲を沈めて、ライブ全体をこの歴史的ヒット作の再現にした構成なのです。この長大なライブが骨太である要因はそこです。渋谷陽一氏のFM番組でプログレのはがき投票が行われました。76年あたりの話です。そこで堂々の第1位です。どれだけ彼らがわが国リスナーから愛されていたか。さらにクイーンが登場するまで、ELPはアイドル・バンドでもあったわけです。

「カーン・イブル9」の自信と大風呂敷は圧倒的です。しゃべらない二人のメンバーのスポークスマンをひとりで担い、ベースとギターまで弾いてしまうグレグ・レイクの才能はすさまじい。レイクのアイデア枯渇とともにプログレ第一次ブームは終わりました。2024.09.03

ナイスレビューですね!

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