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1190円 (税込1309円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯に軽微な折れあり
バタード・オーナメンツを従えて69年にアルバムをリリースした後、自身のグループとして結成したグループがPIBLOKTO !。70年作の2nd。従来の混沌としたジャズ・ロックにエネルギッシュなハード・ロック的要素が加わり、表現の幅が格段にアップ。まるで当時のライヴ・ハウスに紛れ込んだかのような、はちきれんばかりの音圧が圧倒的です。当時の英国アンダーグラウンドシーンを総括したようなスケールの大きい傑作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
今月、地元の成人式(今は「成人式」と言わず「二十歳のつどい」と言ってました。)の手伝いをしていて、地元の結成4年と言う和太鼓グループがアトラクションで呼ばれていました。時代だなあと思ったのは、メインの叩き手の男性が子どもをおぶいながら演奏していたこと。大変な音圧の中を、その子は平然とおぶわれていて、ステージの照明をあびながら欠伸したりしています。とんでもない子に育つんだろうな、と。幼い子が天性の叩き手として育つことを祈りました。さて、和太鼓のような野蛮なビートに15分も付き合うのが「ハイランド・ソング」でございます。か、か。かっこい〜。腰が抜けそうです。
ジャック・ブルースに関心を払わなければ、ピート・ブラウンの音を聴くこともなかったでしょう。一種繊細なクリームの詩作に比較すると、この音はとにかく野蛮で尖っています。繊細なパートもあるにはあります。でも、ブラウンは詩人。詩人が15分もの力技インストを作曲してしまうでしょうか。この盤を聴いて最も喜ぶのは、ハードロック患者であります。コラシアムみたいな教育的な雰囲気もないです。ひたすら前進する、もこもこハードロックです。
このままでは世界が滅びてしまう、というようなクリームの詩作は、ジャック。ブルースがリクエストしてたことが判ります。ブラウンは、ポジティブなエナジーを持て余す人なのでした。2022.05.20