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OSANNAのDanilo Rusiciの弟であり、OSANNA、NOVAにも参加することとなるCorrado Rusticiを中心に結成されたイタリアのプログレッシブ・ロックバンドの73年唯一作。その内容はほの暗い叙情とOSANNAに通じる邪悪な呪術的雰囲気を有したアーティスティックなプログレッシブ・ロックであり、メロトロンやフルートなどが演出する憂いを帯びた神秘的なサウンドと、対照的にラウドなリズム・セクションの上でへヴィーなギターとサックスが盛り上げるへヴィー・プログレッシブなサウンド、そして混声合唱を導入したイタリア然とした荘厳なサウンドまで、触れ幅に恵まれた名盤となっています。
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レビュアー:KCさん レビューをすべて見る
イタリアンプログレに何を求めるかによって聴き手の評価が変わってくると思います。
イタリアらしい泥臭さ、どこか不気味な雰囲気がある密教的音楽を求める方にはうってつけ。
osannaを聞いた後はcervelloもしくはmuseo
またはil voloやクエラがお勧め
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
何気なく80年代のアレサ・フランクリンを聴いていて、クレジットを見て驚きました。「ギタリスト:コラード・ルスティチ」。コラードは、ずっとアリスタに残って、セッション・ギタリストを続けていたのです。ちょっと嬉しかったです。
オザンナの弟分とされるチェルベロ。実際にダニロの弟というだけでなく、サックスとヘビーなギターがユニゾンするところや、ダークな中に牧歌的なフレーズが混じったりするところが実にそっくりです。やはりコラードのギターには、ブルーズというより、ジャズ、ファンクの要素を強く感じて、やはりアフリカ系米国音楽に対する憧憬がずっとあったのでしょうね。なぜこの音楽をブラス・ロックと呼ばないのか不思議な気もします。サックスだってブラスでしょ。
朗々と歌い続けるのがジャンルイジ・ディ・フランコ。チェルベロ唯一作のあとは、ボーカリストではなく、ライターとして活躍したようです。彼の存在あってジャズ調のインプロ合戦が生きています。ノバになると完全にアクが抜けたフュージョンになってしまうので、チェルベロの音楽は貴重です。