はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
550円 (税込605円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケース不良、盤に研磨跡あり、帯はケースに貼ってあります、帯に若干経年変化あり、ケースにヒビあり
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
まさか、わたしがリンダ・ロンシュタットを書くとは思うまい。…と、自分で書いてりゃ世話ないです。わたしにとって、彼女はレコード店で眺めるだけの存在で、まぶしくてまぶしくて。このレコードも手に取ってはどきどきしていました。同じ時期に人気のあったオリビア・ニュートン・ジョンは、なんか営業で歌手やってるのが見え見えでして(すみません。先入観で書いています。ファンのかた、ごめんなさい。)オリビアに比べてずっと本格的歌手だとは思っていました。
彼女の特色は自分で曲を書かない、ということです。マイナーなソングライターの曲を取り上げては、曲の内情に憑依して歌う、という歌手です。ロックの殿堂入りしているそうですが、彼女がロックのフィールドにいるのかさえ判然としません。しかし、西海岸のミュージシャンとは濃いつながりがあり、歌の上手さに輪をかけて、曲の選び方にセンスがあります。この76年作ではレゲエまで歌っています。聴けば一本調子なのです、どんな曲でも。でも無理して背のびしない。そこが聴いていて、疲れないし共感するところです。
調べたら西海岸でなくてアリゾナなんですね、出身地が。ジャニス・ジョプリンとも若い頃交遊があったらしいですが、わたしの好きなエッタ・ジェイムズの味わいに近いとも思っています。このアルバムで好きなのは、ザクザクしたギターが聴ける「ギブ・ワンハート」、オールドロックの「ザトル・ビー・ザ・デイ」。ワディ・ワクテルですもんね。そりゃ上手いわけだ。