カケハシ・レコード

はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン

DOG EAT DOG

JONI MITCHELL

評価:41件のレビュー

在庫あり : 土曜・日曜は発送休み。翌営業日発送いたします。

9240742(GEFFEN) 【85年発売CD】

570円 (税込627円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
側面部に色褪せあり、カビあり

カートに追加

カケレコ・レビュー

85年作、マイケル・マクドナルド/ドン・ヘンリー/ジェームス・テイラー/ウェイン・ショーターほか参加

他のお客様の同時購入CD

レビューの投稿

他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。

レビューは登録ユーザーのみ記入できます。

新規登録

ログイン

レビュー一覧

評価:4ロックンロール四民平等(3 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

タイトルの意味は「食うか食われるか」です。ジョニ・ミッチェルは、本来ビートを必要としない人だったはずです。アクースティック・ギター一本あれば世界を構築できてしまう、歌謡詩人ですから。この楽集のテーマは、フェアライトとデジタル・ビート。ご丁寧にトマス・ドルビーを動員し、ビートを叩くのはビニー・カリウタです。きちんと時代の流れに身を任せ、80年代のジョニ・ミッチェルはこうなのよ、と主張する音であります。彼女が「食うか食われるか」していたのは、時代そのものだったんでしょう。

おや、レビューが終わってしまいました。ごきげんよう。…。

気を取り直して書き続けます。あれほどジャズに傾倒していたはずなのに、ジャズのひとかけらも出てきません。ロック、フォークを下、ジャズを上と見ている士農工商ミュージシャンにはこの芸当はできますまい。つまりAORに浮かれていた西海岸の人たちのことを言っているのです。ジョニにとって、ジャズは表現の一側面に過ぎなかったわけです。なにもスティーブ・ルカサー(これは前作のゲスト)やトマス・ドルビーと今更やらなくたって、とどなたかが言っていました。彼女の立場からすれば、こうした観測も余計なお世話だったのです。弘法は筆を選ばず。ジョニ・ミッチェルはジャンルを選ばず、です。2024.07.18

ナイスレビューですね!

関連カテゴリ