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LA QUARTA VITTIMA

FABIO ZUFFANTI

在庫なし

AMS230CD(AMS

紙ジャケット仕様、ブックレット付仕様。

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カケレコ・レビュー

FINISTERRE〜LA MASCHERA DI CERA〜HOSTSONATENを率いる90年代以降イタリアン・プログレを代表する奇才による、活動20年の集大成と言えるモダン・プログレ大傑作

FINISTERRE〜LA MASCHERA DI CERA〜HOSTSONATENの中心人物として続々と傑作をリリースし続ける90年代イタリアン・ロック・シーンを代表する奇才による2014年作ソロ。ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの『鏡のなかの鏡-迷宮-』をモチーフにしたコンセプト作。今までのソロ作はバンドの音とは趣の違う音響系のサウンドが特徴でしたが、本作は、活動20周年として今までの数々のプログレ・バンドでの歩みの総括と位置づけて制作されたようで、FINISTERREなど自身のバンドのメンバーをはじめ、彼がプロデュースしたUNREAL CITYや注目の伊新鋭バンドIL TEMPIO DELLE CLESSIDREのメンバーなどを起用し、スケールの大きなバンド・サウンドを聴かせています。オープニングから、力強くタイトなドラムを土台にベースが地を這い、ギターとハモンドが狂おしくうねるヘヴィ・シンフォが炸裂!むせびなくフルートや荘厳なメロトロンもフィーチャーして70sプログレへの溢れる憧憬に胸が熱くなります。そんな圧倒的な音圧で迫るヘヴィネスとともに中世の教会が目に浮かぶような神秘性も併せ持つ荘厳なナンバーの魅力はもちろん、スペーシーにたなびくキーボード、ジャジーで流麗なベース、天から一音一音降ってくるような静謐なピアノが織り成すメランコリックなバラードもまた絶品。それにしても、音の数々が艶やかに躍動し、光や色を持ち、聴き手の脳内で様々な映像となって結んでいくサウンドはただただ圧巻の一言。奇才ファビオ・ズッファンティの20年の集大成といえるモダン・プログレの大傑作です。

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