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カケレコ・レビュー
06年作、圧倒的な緩急と爆発的な展開、終始圧巻の北米プログレ必聴盤！
アメリカのグループ、06年デビュー作。GENTLE GIANTばりの変拍子＆テクニック、KING CRIMSONばりの硬質なダイナミズムと凶暴性、HATFIELD & THE NORTHばりの繊細な叙情美。それにしても恐ろしいまでの緩急と爆発的な展開。1曲目で聴ける圧倒的なテンションは特に半端じゃありません。KING CRIMSON「太陽と戦慄」×MAGMA「LIVE」というと大げさすぎますが、本当凄まじい！ロック、ジャズ/フュージョン、アヴァンギャルド、クラシックなどが高速でぶつかりあって火花を散らす、圧巻のプログレッシヴ・ロック！
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曲目リスト
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- Inaugural Bash (26:57)
- August in the Urals (15:52)
- Abandoned Mansion Afternoon (12:14)
- Squirrel (8:45)
- Solitude of Miranda (7:18)
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レビュー一覧
評価が分かれそう（4 拍手）
レビュアー：add.さん レビューをすべて見る
KING CRIMSONとMAGMAという表記を見て「これは必聴」と思い、即購入したのですが、非常に評価が難しいです。確かにそれらしいエッセンスや感覚は味わえる部分もある気はするんですが、絶対的な違いがあります。違いがあるのは当然にしても、“補えない不足感”があります。説明が難しいのですが、これは個人的に米国産に多い気がします。どこかアメリカナイズされているというか、やはりセンスの毛色が根本から違う気がします。よく真似て作られた、というのが正直な感想でしょうか。ポジティブにとれば、優れたオリジナリティともとれるんですが。参考にはならないかもしれませんが、これも一つの感想・批評ということでご勘弁ください。