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直輸入盤のため、ジャケットに若干ツメ跡等ある場合があります。ご了承ください。東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ。94年の3rd。室内楽的な1st&2ndとは異なり、本作で聴けるのは、キース・エマーソンが乗り移ったかのような躍動感溢れるアグレッシヴなピアノを中心とするテンション溢れるシンフォ・プログレ。複雑な変拍子を軽々とこなすシャープなドラムなど、他メンバーの力量も半端ではありません。1stからの持ち味であるクラシカルな優美さも相変わらずで、格調高くリリカルなアコギや管弦楽器もたいへん魅力的。全ての音に息吹きが感じられる圧巻の構築美。凄まじいテクニックと豊かな音楽性を誇る圧巻の名作です。
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レビュアー:keithさん レビューをすべて見る
ELPなき後、色々キーボードメインのプログレを聞いていますが、レ・オルメに匹敵するぐらい気に入りました。テクニック、楽曲のよさとも一級品です。他の作品はどうなんだろう?
レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
キーボードを中心としたシンフォニック・ロックを繰り広げるAFTER CRYINGの3rdアルバム。
曲間なく展開される冒頭の「Manticore Erkezese I」〜「Manticore Erkezese II」はエマーソン節全開で、EL&PやNICEのファンを一瞬で虜にすると思う。
しかしながら、単なるフォロワーと位置付けられないのは、バンドとしてのスタイルが確立しているからだと思う。
フルートやチェロが加わり、クラシカルな色合いも持ち合わせていて、ハンガリー語(?)で歌うヴォーカルの穏やかな声質やコーラスも曲に合っている。
特に後半から終盤にかけてはクラシカルな色合いが強く、ピアノソロの7曲目や管楽器が導入される8曲目、そして13分超えのラストなどは東欧のバンドらしさが溢れている。
キーボード・ロックのカッコよさと、クラシカルな美しい旋律との対比が見事な作品だと思う。