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990円 (税込1089円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
日本人の好む美メロが書けるグループと言ったら、スコーピオンズとウィッシュボーン・アッシュなのではないか、と。わたしは、70年代にあまりに演歌的で、このグループが苦手なときがありました。(実際、わが国の演歌作曲家に最も影響力があったと思います。)サステインの美しいギター・ソロ、激しいカッティング、綺麗なコーラス、ベースのうねりなど、独自の美意識とバランスを感じさせるグループです。さらに、彼らは完成品としてデビューしたとも言え、その後伸び悩んだグループでもありました。「フォー」以降、新たなスタイルの獲得に悪戦苦闘することになります。
このライブは彼らの全盛期を体験できる素晴らしい作品。ときにリラックスし、ときにハードに迫る縦横無尽の演奏、ボーカルは、英国好きにとって手放しで楽しめる内容です。彼らはブルーズと適度な距離感があり、決してしつこくなるところがありません。歌唱力も素晴らしいですが、やっぱり演奏力です。アッシュ流フュージョンの7. The pilgrim を聴くと、気分が高揚します。キャメルの「ムーンマッドネス」は、この曲がなければ生まれなかったと思います。