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690円 (税込759円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
エルモア・ジェイムズやハウンド・ドッグ・テイラーの曲は、イントロがほとんど同じ。曲の名前が判らなくて、サビを聴いて、ああこの曲かと判る。でもそれで裏切られたとか、手抜きと感じることはありません。それこそが「スタイル」であり、音楽家はこのスタイルを会得するため切磋琢磨している気がします。クオーのジャカジャカ・リズムは、まさにこれ。みんな同じに聴こえる、という評は、彼らにとって褒め言葉です。それを目指しているんですから。
ジョン・フォガーティ曲の「ロキン・オルオーバ・ワールド」が目玉です。いつものクオーらしい、覚えやすくてヒットしそうな曲です。わたしは続く「フー・エム・アイ」が好きなんですよ。誰の曲なんでしょう。この2曲以外は彼らの作曲です。時代のせいか、パンキッシュなギターに聴こえます。「ホールド・ユー・バック」は、彼ら十八番の大英帝国ハード・ブギ。バグパイプのパートをギターで弾かれ始めると鳥肌になるのはわたしだけでしょうか。そしてボーナスに「ゲッティング・ベター」(レノン.マッカートニー)です。
素晴らしい、素晴らしい。大英帝国永遠なれ。ほんと、ストーンズの60年代とクオーの70年代は、当たりはずれがないです。何聴いてもいい。2022.03.04