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レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る
NEW TROLLSの代表作であるCONCERTO GROSSOシリーズの2作目で、1作目と並びイタリアン・ロック史に燦然と輝く名作。
本家NEW TROLLSとIBISとに分裂していたメンバーが再会し、再びLUIS ENRIQUEZ BACALOVを迎えて作り上げた作品は、まさしく「ヨーロッパからの美しき衝撃」だった。
「N.1とN.2のどちらが素晴らしいか」という論争はあると思うけれど、私はこちらを先に聴いたので、今でもN.2を聴く機会が多い。
しかし、美しく儚いN.1と、華やかで聴きやすいN.2に優劣をつけようとすること自体が無謀だと言わざるを得ない。
その時の気分で変わるかもしれないし・・・。
N.2について言えば、N.1が映画のサントラとしての側面を持っていたことを考えると、こちらが彼らの本来のサウンドなのかもしれないと思う。
しかし、初期の作品を聴くと、分裂期にそれぞれが模索した結果がN.2に繋がったとも考えられる。
BACALOV指揮のオーケストラは壮麗で、美しいコーラスワークと共にドラマティックなシンフォニック・ロック作品となっている。
ヴォーカルはあくが強くないので、これからイタリアン・ロックを聴いてみようと思っている人の入門編としても最適ではないだろうか。