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490円 (税込539円)
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
帯無、若干カビあり
アメリカ西海岸を代表するロック・バンド、73年作2nd。西部開拓時代をテーマとしたアルバムです。前作同様のカントリー色が濃厚ながらエレキ・ギターを導入することで音が厚くなり、ロック度を増している作品。哀愁漂うアコースティック・ギター、残響音が心地よい大らかなスライド・ギター、ゆったりとタメの効いたリズム隊による、悠然とした寂寥感を感じさせるアンサンブル。素朴なコーラス・ワークも印象的。代表曲として名高い「DESPERADO」は寂しげなピアノ・ソロに導かれる、語りかけるような低音ヴォーカルが素晴らしいバラード。他にも爽快なカントリー・ロック、ロックン・ロール、ハード・ロックなど、バラエティに富んだ楽曲を収録、どこを切っても哀愁のメロディが溢れだします。初期の傑作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
ドゥーリン・ダルトンは、18世紀に実在した西部ギャング団だそうです。正確にはビル・ドゥーリンが率いた強盗団「ワイルドバンチ」の別名です。ブッチ・キャシディは、それに倣って「ワイルドバンチ」という強盗団を名乗りました。彼らは法から逃れるため西部を逃げ回るわけですが、その過程で命を落とすメンバーもいて、イーグルズの面々は少なからず同情的であるようです。映画「俺たちに明日はない」でもそうですが、米国人は悪党集団を恐れつつ、彼らに人生を重ね合わせる傾向があるようです。自由というものに最も重い価値を置いている人たちだからでしょう。
彼らに珍しいハード・ロッキンな「アウト・オブ・コントロール」を含んでいます。…がしかし、全体の基調はバラードとカントリーです。名曲「デスペラード」にさえ不耐性なわたしは、少々退屈な印象を持っています。最初のテーマの「ドゥーリン・ダルトン」が何回か繰り返され、終わりに「デスペラード」のメロディと交錯します。そこらへんはドラマチックな効果を上げています。イーグルズのコアなユーザーからの支持は一番かも知れません。
制作にグリン・ジョーンズを仰いだせいか、ロンドン録音。それも彼らにしたら珍しいです。あまり悪口を書かないうちにレビューを終わらせましょう。2024.03.23