カケハシ・レコード

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A SONG FOR ALL SEASONS

RENAISSANCE

評価:41件のレビュー

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REPUK1146(REPERTOIRE) 【11年発売CD】

紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、内袋・リーフレット付仕様。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

ポップかつメロディアスな作風の78年作、愛すべき名盤!

YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は78年にリリースされた7thであり、前作同様にオーケストラを取り入れたシンフォニック・ロックを披露。アコースティックな味わいとAnnie Haslamのソプラノボーカルが彩るトラッディーな味わいは相変わらず心地良く響いており、明るくきらびやかな作風となっています。音楽的にはやや意図的なポップ・センスが感じられており、バンドで重要な位置を占めるキーボードはシンセサイザーなどエレクトリックな方向性が見え始めるなど、時代の流れと共に変化する彼らの姿が見受けられます。

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レビュー一覧

評価:4ルネサンスで、もっとも起伏に富む作品(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

ルネッサンスの中では、最も聞いた作品かもしれません。それは、とりもなおさず冒頭2曲の迫力のためです。(ほかのレビュワーのかたの意見にも多いですね。)この頃、イエスやジェネシスも、簡潔で分かりやすい曲づくりを求められていて、ルネッサンスの場合、そうしたら思わぬダイナミズムの獲得につながった、というところかと。中でもベースの存在感は圧倒的です。管と弦の音が、いつにも増して大きく聞こえるこの作品が、「ロック」を感じさせるのは、このことが理由です。

このグループのフロントがアニー・ハズラムであるのは、英国トラッド、フォークがベースにあるからです。そうした魅力の小曲も十分。最後の大曲は、イントロが長くて(少しELPっぽいです。)気がもめますが、このグループらしい劇的な大団円です。

ナイスレビューですね!

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