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ボストン出身、「アメリカのストーンズ」「ポール・バターフィールド・バンド以来の本格ブルース・ロック・バンド」と異名を取るグループ。72年に通算3枚目の作品としてリリースされたライヴ・アルバムで、ロック史上最高のライヴ盤の一つと言われる傑作。いや〜、1曲目から凄いです。アグレッシヴ&エネルギッシュなリズム、ザクザクとソリッドなギター、グルーヴィーなオルガン、炸裂するブルース・ハープ、鋭角なヴォーカル!ストーンズの前座で、あまりにエネルギッシュな演奏にストーンズ・ファンの度肝を抜いたという逸話どおりのサウンド!まさにロック史上最高にエネルギッシュなライヴ盤傑作!
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
彼らの信条は、「ビート」に対する熱い思いだったのでしょう。ドラムズ、ベースのみならずピアノ低音部、ギターも団子になって煽るビート。これを聴いて足踏みしたくならないロック・ユーザーがいらしたらお目にかかりたいぐらいです。さらにマジックのブルーズ・ハープ、ウルフのアジテーションにしたって基本的にはビートの補強なんだと思います。スローテンポで浪花節、なんてありません。曲が始まると同時に全開、前のめりに突っ走る演奏ばかりです。スタジオ2枚をリリースした段階でのライブ発表は異例。ジャニス・ジョプリン、ロリー・ギャラガーぐらいしか例を思いつきません。
わたしはヘビーロック・ユーザーですんで、最も聴くのは6. Serves You Right To Suffer ということになります。ウルフの煽り(歌というより演説に近いです。)、マジックのソロ、ジャストマンのソロに続いてJ・ガイルズの歪んだギター大音量の格好いいこと。しかもウルフはマイクのないところでずっと煽り続けているようなんです。ドラムズのフィル以外はずっと単一のビート(これはジョン・リー・フッカー曲の特徴でもありますが)。最高です。
カバーデザインで実は「フルハウス」は完成していません。クイーンがウインクしているところを見ると、ポーカーの相手を上手くだましたところのようです。でもこのバンドのライブに「だまし」やトリックはないです。