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2810円 (税込3091円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
未開封品希少!
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
バッドフィンガーは、果たしてブリティッシュ・ポップと言えるんでしょうか。彼らの美しいとしか言いようのないメロディは、魂を削って削って生み出したような悲しさに満ちています。明るい曲を聴いていても、どこかに忘れ物をしたような感覚におそわれます。やっぱりピート・ハムの件を知っているのでバイアスがかかってしまうんでしょうかね、わたし。
わたしこのアルバムで好きなのは、ジョーイ・モランドのロックンロールです。例えば「ラブ・イズ・イージー」や「ギブ・イット・アップ」です。バッドフィンガーのコアなファンにはあまり評判よくないみたい。しかし、ピート・ハムに負けないぐらいよいメロディを書くと思いますし、歪んだギターにほっとします。モランドは、のちにナチュラル・ガスというバンドをつくってハードロックに挑戦します。その布石にあるのがこのアルバムです。
わたし何度か彼らのベスト盤を購入していて、あまり個々のアルバムに感情移入しないようにしていました。どうも切なくなりそうで。今年は心を入れ替えて個々のアルバムを聴き込んでいこうと考えています。人生短いので。