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英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディー・メイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループの71年作2nd。初期の傑作とされる本作は非常に繊細で優しげなサウンドが心地良い名作であり、特にメロトロンを中心に幻想的に聴かせる手法など、前作からよりファンタジックな叙情を感じさせるサウンドへと変化。一方で後にTHE ENIDを率いるRobert John Godfreyのアレンジによるオーケストラはダイナミックにシンフォニックな彩りを放っており、彼らの個性が花開いた1枚となっています。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
BJHのライブ定番となる「シー・セッド」「モッキンバード」を含むセカンド楽集です。「モッキンバード」は、ロックバンドと交響楽の融合で、指揮しているのがロバート・ゴドフリー。この交響楽の圧力がすさまじいです。プログレッシブ・ロックの古典的と言える手法ながら、ここまで圧倒するか、という。彼らは実際にロンドン・フィルハーモニックを帯同してツアーをこなしたようです。同様に「シー・セッド」の圧力も書いておきたいです。こちらは、暴れるドラムズと変調したギターによるもの。これは、ハ…ハ…ハードロックと呼ばせてください。メロトロンは、おっかない楽器です。梅雨時のそぼふる雨のようです。
「ギャラドリエル」で使用されているギターが、アビーロード・スタジオに置き去りになっていたレノンのギターだそうです。あの「レット・イット・ビー」の屋上で使われていたもの。
「ボール・アンド・チェイン」が、正真正銘のヘビーロック。少しピンク・フロイドのテイストを感じさせます。相変わらずドラムズがぶっ壊れています。2024.06.24