はじめまして、カケレコへようこそ! ログイン
新品・中古ともに在庫ございません。
九州アングラ・ロック・シーンの生ける伝説。福岡のアンダーグランド・ロック・シーンでカリスマ的な人気を誇った、ライカスパイダーのリーダー山本研二(後、出家後に無我と改名)による、生きる事の根源を問うた渾身の11年4th作。まるでLOU REEDが仏道を極めた後に、再びギターを持ち現代日本の身近な生を市井の視線で歌っているかのような、誠実な混じりっ気なしの孤高のロックンロールSSW。研ぎ澄まされたクリア・トーンのギターと、物憂い深みのあるヴォーカルに、どことなくVELVET UNDERGROUNDの退廃感を感じさせながらも、ジャパニーズ・フォーク・シンガーの伝統が培って来た「日本語によるロック/フォーク」の系譜に連なる、何気ない日本語のリリックが耳に突き刺さります。かつてのジャップ・アングラ・ロックが持っていた、深淵な自己表現の塊がここに凝縮されているかのようです。裸のラリーズ等ジャップ・アングラ・ロック・ファンから、ジャパニーズ・フォーク・ファン、そして何よりVELVET UNDERGROUNDを始めとする、ガレージ・ロック・ファンにまで、是非とも出会って頂きたい、日本が誇る奇才の魂をさらけ出した揺るぎない傑作がここに登場です。
他のファンのために、あなたもCDのレビューを書きませんか?
他のユーザーの投票(拍手)の数が多いレビュアーは、ベストレビュアーとしてページに掲載されます。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。