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CMQCD869(CASTLE)
スリップケース付き仕様、ボーナス・トラック6曲、デジタル・リマスター。
890円 (税込979円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
レーベル面に指紋あり、スリップケース無し
THE CRAZY WORLD OF AUTHR BROWN出身のVince Craneを中心に結成され、後にNICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lakeと共にEL&を結成することになるCarl Palmerが在籍していたことで知られているイギリスのハード・ロックグループの71年2nd。Vince Crane以外の2人が脱退し、後にHARD STUFFへと参加することになるJohn Du CannとPaul Hammondが参加しています。前作ではベース奏者がギタリストを兼ねた編成でしたが本作ではベースレスで構成されており、前作よりハード・ロック然としたアンサンブルと渋みを持ったブリティッシュ・ロックが炸裂しています。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
アトミック・ルースターと言えば、おっぱい鳥のファーストだと思ってやしませんか。英国ハード好きなら、通り過ぎることができないのが、このセカンドです。もともとは、アーサー・ブラウン残党のオルガン弾き、ビンセント・クレインのバンドです。メンバーに去られてしまい、加わったのがジョン・ドゥカンとポール・ハモンドだという僥倖。この二人がいれば泣く子もだまるハードロックが出来るに決まっています。例えば2曲目の「バグ」を聴いてください。いつ終わるんだ、このギターという暴虐の演奏とはこのことです。息継ぎもできません。
しかも「トゥモロウ・ナイト」は、爆発的ヒットとなり、当時のアイドルでもあったらしいのです。動画が残っています。すげぇな、英国は。ジョン・ドゥカンとビンセント・クレインが拮抗してイニシアチブを奪い合い、ハモンドがそれに関係なく叩きまくる構図のレコードです。燃えないわけにいきません。これだけメンバーの力がぶつかると壊れるのもあっという間で、この面子では2作しか続いていません。ケンカ別れしたはずのクレインとドゥカンは、10年経ってからまた再結成しています。変なの。それから二人ともすぐに亡くなってしまいます。ちなみにベースは、クレインのオルガン・ペダルです。2022.12.01