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2890円 (税込3179円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケースに若干スレあり
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
腰の強いインガ・ラムプの声を聴いただけで満たされてしまいます。オルガン・ハードだったフラムピーの雰囲気をそのままに、より洗練されたR&Bへの接近を聴かせる好盤と思います。ラムプの音域は男性ボーカリストとそう変わりません。聴きようによっては、ドスの効いた姉御肌の歌い手です。ライナーにはグループが、ロッド・ステュアートの線を狙っていたと書いてあります。あながちラムプの個性とかけ離れてもいません。
フラムピー以来のオルガニスト、ジャン・ジャック・クラベッツは、相当このバンドにやり甲斐を感じていたのではないでしょうか。この楽集はバーティゴから出されていて、グループの英国ツアー(オープニング・アクトとして)もそれなりに成功したようです。一方ドイツ国内の人気は比較しようもありません。ラムプは長い間国内のベスト・ボーカリストと位置付けられていたようです。ドラムズとギターがアトランティスになってからのスカウト人材。この二人もいい仕事をしています。R&Bバンドとすれば若干重ったるい雰囲気ありますけれど…。
ハードロックとして聴くには、もっと広い受け口をもったグループです。ラムプは全部の曲づくりにも関わっています。歌詞のほうかも知れません。ヘビーな演奏はリトル・フィートと遜色ありません。よいです。2024.08.05