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イル・ヴォーロのメンバーによる高度な演奏能力、洗練されたシンフォニック・ロック、そして全編に満ちあふれた哀愁。イル・ヴォーロ解散後発表されたマリオ・ラヴェッツィの記念すべき1stソロ。76年作。
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レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る
キーボードの音色に特徴があったイル・ボーロにおいて、飛び道具だったのが、アルベルト・ラディウスとマリオ・ラベッツィの双頭ギターでした。ラディウスが地面を這い、天空を駆けるギターだったとすると、ラベッツィはバランサーとしてのギタリストだったようです。ラベッツィのギターは、明るいアクースティックのカッティング、さらにパーンという強い撥弦に個性がありました。ピチカートと言っていいかと思います。
暖かくひなびた曲調になごんでいると、5曲めに「ニルバーナ」がやってきます。ボーロのサード・アルバムと言ってもいいです。ドラムズがジャンニ・ダラリオ、キーボードにビンチェ・テンペラ。ラディウス抜きのボーロです。肌にまとわりつく南国熱帯夜の湿気、と言えばわかる人にはわかるでしょう。この1曲だけで元がとれます。
Iaiaは、英語で Yes です。とても肯定感に包まれる作風なのでした。ラベッツィの声は、それほど個性を感じませんけれど、イタリア歌謡には打ってこいのシンガーです。