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1490円 (税込1639円)
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
【査定担当者からのメモ】
ケースツメ跡あり
76年作3rd。CYRILLE VERDEAUX、FRANCIS MANDIN、TIM BLAKE (GONG)によるトリプル・キーボードを中心にしたクリアライト史上、最もシンフォニックなアルバム。DIDER LOCKWOOD (MAGMA)参加。
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レビュアー:0321PROGさん レビューをすべて見る
76年3rd
フレンチプログレ代表格の1つ、Clearlightの3rd、「狂った猿の物語」。
今回も前2作同様ゲストが豪華で、流動的なプロジェクトのフットワーク
の軽さを存分に生かしていますね。
初期のサイケデリックな質感から比べるとシンフォニックロックとしての
まとまりに秀でたアルバムと言うことが出来ますが、トリプルキーボード
と聞けば納得です。シリル=ヴェルドーさんはピアノを多く演奏している
ようで、クラシカルなピアノロックサウンドにDidier Lockwoodの弾き倒し
ヴァイオリンが絡まるところなどは圧巻。その分Clearlightがもともと持
っていたスペーシーな雰囲気は後退しており、独特の浮遊感が薄れて地に
足が付いたシンフォニックロックの趣が強くなっています。ただ、それで
もClearlightの音だなとすぐに分かるのは、やはりシリル=ヴェルドーさ
んの儚げでクラシカルなピアノによるものなのでしょう。Clearlightとし
ての活動を休止後はニューエイジやピアノソロなどに傾倒していくのです
が、それも理解できます。
純シンフォニックファンには、この3rdが一番オススメです。