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沢田研二、萩原健一等、日本GS三大バンド、タイガース、テンプターズ、スパイダーズのメンバーが集ったスーパー・バンド大傑作71年作!日本のGS特有な、春夏秋冬に情緒を感じる日本人ならではの感性が、ビート・グループというフォーマットに巧く融合した切なさ溢れる、ジャパニーズ・ロック史に残る金字塔的作品です!「サンデー・ドライバー」等は、異様なアシッド感が危うい世界に手招きし、「花・太陽・雨」は青春期特有の暗く純粋な気持ちがいっぱいに詰まっていて、思わず胸がキュッとなってしまいます。ちなみにバンド名の由来は、「豚のように蔑まれても生きてゆく」という所から豚(ピッグ)と名付けたそう…。このアルバムを聴く時、人は皆等しく、若者になるのです…。
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レビュアー:Zedさん レビューをすべて見る
華やかな栄光を捨て『I』を『Y』にし、PYGは結成された。
タイガーズ、スパイダース、テンプターズの合体バンドという豪華なGS合体バンドだった。
タイガーズからは沢田研二(vo)・岸部修三(b)。
スパイダースからは井上堯之 (たかゆき)(g)・大野克夫(key, org)。
テンプターズからは萩原健一(vo)・大口ヒロシ(dr)。
スター二人のツインヴォーカルが特徴的。
全体的に歌詞は暗く音は重い。
個人的には「陰気な雰囲気が漂う日本ロック/ポップの重要アルバム」と思う。
このアルバムがリリースされた時代、GSブームは過去に押しやられつつあった。
その中で制作された意義は大きく、既に成功を手にした方々が自分達の好きな音楽を純粋に届けたい想いが伝わる。
懐古的な想いで聴くより日本を代表するアルバムとして、音楽ファンには聴いてもらいたい1枚。
因みに、岸部さんは岸部一徳という芸名で俳優として活躍中。
大口さんも大口広司という芸名で俳優として活躍、が故人。
井上さん・大野さんは日本の音楽界に大貢献している御仁。
御両名は芸能山城組の驚異的な作品『恐山』に参加、プログファンならこのアルバムは外せない。