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GTR135(GREEN TREE) 【10年発売CD】
デジパック仕様、デジタル・リマスター。
サンフランシスコ出身のジャズ・ロック・バンド、74年に録音されつつお蔵入りとなっていた幻の作品。ヨーロッパ的なアンニュイな女性ヴォーカルと、エレピの代わりにマリンバ奏者が在籍しているのが特筆。かなりスピーディーに牙をむくリズム隊、フュージョン・タッチの流麗でテクニカルなギター、そしてカンタベリーを彷彿とさせる洗練されていて浮遊感とリリシズムに溢れたマリンバの響き。国名を聴かなければアメリカとは思わないでしょう。ベルギーのCOSあたりが好みであれば、かなり気に入るはずです。デジパック仕様。
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レビュアー:kobakunさん レビューをすべて見る
久々の満点です。もう最高です。ジャズロック・マニアのわたくしも全くのノーマークでした(反省)。アメリカはサンフランシスコのバンドですが、みなさんご心配の西海岸っぽい軽さは微塵もありません。女性スキャットやビブラフォンを配した楽曲はまるでリターン・トゥ・フォーエヴァー。というよりもアメリカというよりはヨーロッパ的な雰囲気を醸し出しています。COSやZAOにも近いかもしれません。
とにかくバカテクで曲もいい。ビシバシ好き、アンサンブル重視派、どちらのジャズロック・ファンも満足できる傑作となっています。アルバム全体の雰囲気はスペーシーでシュールなジャケの世界そのまんま。これはお勧めですよ。
レビュアー:tsさん レビューをすべて見る
とても先鋭的なベイエリアのジャズ・ロックバンドです。独のGreen Treeはこれまでにも興味深い作品をリリースしているレーベルですが、このLight Yearは発掘音源としては上出来の部類だと思います。RTF・ミーツ・ザッパとかスペース・ロックとか評されていますが、ロックとファンク/ジャズのごった煮にヨーロッパのミスティックな香りを加えた様な音楽です。でもさすが西海岸のバンドだけあって、重い音でも閉じた感じがあまりしないのが素晴らしいです。マネジャーのSandy Einsteinという人はMr.Bigも手がけたそうですが、このバンドの音(74年制作)には商業音楽のニオイが全くしません。クラブからは締め出されたとメンバーはライナーで述懐していますが、ある意味自由闊達な良い時代だったのでしょう。
余談ですが、少し前の72年に同じベイエリアから発表された、Bayete(ベイエッテイ、本名Todd Cochran)という鍵盤奏者の『Worlds Around The Sun』というジャズ・ファンクのアルバムが音楽スタイルは違いこそすれ、非常に似た雰囲気を共有しています(最近再発されたのでジャズも聞く方はご一聴を。因みにこの人は76年にサンタナのドラマー、マイクル・シュリーヴ等とAutomatic Manを結成して英アイランドより2枚アルバムを残しています)。
レビュアー:queenyes41さん レビューをすべて見る
素晴らしい発掘物です。ジャズ・ロック・ファンは、買いでしょう。COSに酷似していますから、ああいうのがお好きなかたには、とくに、オススメできます。