カケハシ・レコード

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TERRA INCOGNITA

TRIBUTE

評価:42件のレビュー

在庫あり : 土曜・日曜は発送休み。翌営業日発送いたします。

EUCD1294(ARC) 【94年発売CD】

1190円 (税込1309円)

盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

状態: | 良好 | 並 | 不良 |

【査定担当者からのメモ】
若干折れあり、軽微な折れあり

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カケレコ・レビュー

GONGのPierre Moerlenも在籍したスウェーデンのプログレ・グループ、91年作

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レビュー一覧

評価:4兄弟が到達したのは北欧伝説(2 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

スウェーデンのフュージョン・グループ、トリビュートの4作めであり、ラスト。ピエール・メルレンのほか何人かのコア・メンバーが、ワールド・ワイドな活動のために抜け、アンデション3人兄姉妹と、ギタリストだけの編成です。で、マイク・オールドフィールドのような土臭い懐かしい音になっています。3兄姉妹のウインド・アンサンブルの妙が楽しめるレコード。弦楽も効果的です。フュージョン中心の作風から、非常にケルト的な音楽に回帰しています。小粒ながら、心地よい音楽です。最後の「テラ・インコグニータ」は21分にわたる大組曲です。

小さいオーケストラ並みの管楽器、弦楽器奏者をゲストにして展開します。全曲を書いているのがギデオン・アンデションです。第二次大戦のイメージ、アフリカン・コーラスが象徴する未踏の土地、悲観的なピアノ協奏曲、というように曲は進んでいきます。展開は自然で、リスナーを教育するような意図はなさそうです。バイキングみたいな、海を渡る探検物語と解釈しました。

全体の曲調は冷ややかであり、明るいもので、北欧らしさを十分に感じることができます。ロック的な激しさ、野蛮さはありません。トリビュートのスタジオ録音3枚の中で、最も統一感があります。2024.03.27

ナイスレビューですね!

評価:4北欧を代表するシンフォ作品(0 拍手)

レビュアー:yes_90125さん レビューをすべて見る

北欧を代表するシンフォ・バンドTRIBUTEの4作目。
同傾向の作品として、ISILDURS BANEの「CHEVAL」やFUGATO ORCHESTRAの「Neander Variaciok」あたりが思い浮かびますが、こちらの方がより多彩な要素を含んでいるように思います。
チェロ、ヴァイオリン、フルート、オーボエなどの管弦楽器によるクラシカルな演奏に、トラッド、ニューエイジ、ケルト、エスニック色も加わります。

北欧のバンドを評する時よく使われる「透明感」「清涼感」という表現がぴったりなサウンドで、ピアノやギターのアコースティックな演奏、美声女性ヴォーカルをフィーチャーした曲のポイントも高い!
ラストのタイトル曲は20分超えの大作。
弦楽器による哀愁のメロディから始まり、打楽器の使い方が印象的なエスニック調、ピアノと弦楽器によるクラシック風の展開を経て、少しオールドフィールドを思わせるギターがリードする終盤を迎えます。
全体的には上品で大人しめな印象ですが、決してイージーリスニングにはならず、やはりシンフォ・ロックと呼ぶのが相応しい作品だと思います。

ナイスレビューですね!

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