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これは、もう完全に現代音楽(ミニマル・ミュージック)に足を踏み入れた極北のカンタウトーレ作品。77年作の本作は、20分近くある長尺曲が2曲という構成。その中にあって、全く同じ和音のピアノがひたすら反復のままに弾かれ続けます。2曲目は流麗なやはりピアノのせせらぎのような楽曲。「CAFE TABLE MUSIK」と曲名にある室内イージー・リスニングとしては最上の音楽。家具の為の音楽を志向した、サティなんかを思わせる作風です。普通にカンタウトーレを求めてこのアルバムを聞くと、恐らく面食らってしまうと思いますが、中、上級者の方には、手放すことの出来ない、BRIAN ENOのアンビエント・シリーズのような中毒性のある、恐ろしく透徹とした音楽がココにあります。
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