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メイ・ブリッツ

メイ・ブリッツ

評価:41件のレビュー

在庫なし

PHCR2002 【90年発売CD】

定価2136+税。

新品・中古ともに在庫ございません。

カケレコ・レビュー

ジェフ・ベック・グループに在籍したドラマーTony Newmanを中心とするVERTIGO発ブルース・ロック・バンド、70年デビュー作

70年にVERTIGOレーベルよりリリースされた1stアルバム。引きずるようなギター・リフを主体としたヘヴィ・ブルース・ロック。70年代英国ロックならではの気だるい楽曲だけでなく、爆走するリズム隊にぶっ飛ぶアグレッシヴな楽曲も魅力的。

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評価:4ロックなんてシリアスに演奏する音楽じゃないんだよ(1 拍手)

レビュアー:たすけさん レビューをすべて見る

徹頭徹尾ソリッドに攻めてくる重量級トリオの傑作。クリーム、ジミ・ヘンドリックス以後、三人でバンドを組むことが一般的になりましたが、中でもインプロでないリフ攻撃で有名になったのがメイ・ブリッツです。いな、有名になることはなくても、絶えず尊敬を勝ち得たトリオです。この三人であったらブルーズを基本にずるずるした演奏をすることはたやすかったと思うんですよ。ところが全編を通じてチャレンジングな曲をこなしています。アナログ時代は「プログレ」に分類されていた記憶があります。

プレイヤーで言ったら、まずトニー・ミューマンです。この人はジェフ・ベック・グループにしろ、スリー・マン・アーミーにしろ、印象的な叩き手で、リズム・キープというより、ずっと後ろでドラム・ソロをやっています。次にギターのジェイムズ・ブラック。パット・メセニーのようなアクースティック・ギターも弾く人で、ときどきアクースティックとファズ・ギターの掛け合いになります。メロメロなブルーズ・フレーズは弾かずに、ソリッドな演奏で通しています。

ジャケットから始まって人を食っているのもよろしい。ネアンデルタールの女性に「メイ・ブリッツ」という名前をつけて、それをバンドのアイコンにしているわけです。ロックなんて、この程度のもんだろう、と突き放している気がするんですよ。

ナイスレビューですね!

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